PROFILEプロフィール
- 出身
- 倶知安町
- 生年月日
- 1988年11月29日
- 所属
- 東急リゾーツ&ステイ株式会社
- 出身校
- 倶知安中学校東海大学付属第四高等学校東海大学
生い立ち
幼少の頃、出身地(ニセコグラン・ヒラフ)にて開催されていたスキーモーグルの大会を観戦しに行きメダリストらの華麗な滑りに衝撃を受け、スキー選手を目指すようになる。小学校低学年の頃はモーグル選手に憧れていたが、3年生の時に近所の友人の誘いでアルペン競技のスキークラブ「ニセコ花園レーシング」に入り、人と速さを競う面白さを知り競技に打ち込むようになっていった。
中学2年生の時に全国中学スキー大会で優勝したのを皮切りに、数々の大会で優勝・入賞を果たす。高校1年生のシーズンからは、全日本アルペンナショナルチームのジュニア指定選手となり、舞台は国際大会へと変わっていく。高校時代には、全国高校大会(インターハイ)で2年連続2冠の合計4勝を達成し、前人未到の記録を残す。大学生からはナショナルチームのシニア指定となり、幼少の頃に憧れた世界のトップ舞台へと変わっていく。世界選手権大会・ワールドカップの日本代表選手に選ばれ、世界選手権大会では28位の結果を残し、大学生の世界大会(ユニバーシアード)では、準優勝をする。
卒業後は、東急リゾートサービス「現 東急リゾーツ&ステイ」に所属し選手活動をする。世界のトップ舞台での厳しい戦いに苦戦する時期が続いたが、2018年にスイスWengenにて行われたワールドカップで自己最高順位の19位の結果を残す。
現在は、日本人が達成できていない世界の頂点に立つと共に、それに相応しいアスリートを目指し奮闘中。
主な競技実績
- 全国中学 3回優勝 (回転1勝、大回転2勝)
- 全国高校 4回優勝 (回転2勝、大回転2勝)
- アジアコンチネンタルカップ「Far East Cup」回転種目別 優勝 2008年
- アジアコンチネンタルカップ「Far East Cup」大回転種目別 優勝 2009年
- 大学世界大会「ユニバーシアード」大回転 準優勝 2009年
- 国民体育大会 優勝 2010年
- 全日本選手権大会 大回転 優勝 2010年
- 世界選手権大会 回転 28位 2011年
- 全日本選手権大会 大回転 優勝 2012年
- 全日本選手権大会 回転 優勝 2014年
- アジアコンチネンタルカップ「Far East Cup」総合優勝 2014年
- 全日本選手権大会 回転 優勝 2017年
- アジアコンチネンタルカップ「Far East Cup」 回転種目別 優勝 2017年
- FISワールドカップ 回転第6戦 19位 2018年
- 全日本選手権大会 アルペンコンバインド 優勝 2018年
- アジアコンチネンタルカップ「Far East Cup」アルペンコンバインド種目別 優勝 2018年
- FISワールドカップ 回転第7戦 22位 2019年
アルペンスキーとは
アルペンスキーとは、ヨーロッパのアルプス山系を背景に発達したスキー競技です。回転(SLスラローム)・大回転(GS)・スーパー大回転(SG)・滑降(DHダウンヒル)の4種目があり、いずれも急峻な山から滑り降り所要時間を競います。基本は4種目ですが、大会により団体や複合種目(AC)も行われます。
山を滑り降りる速さを競う競技ではありますが、コースには旗門と呼ばれる2本1組の旗またはポールが並べられ、その旗門を順番に通過しなければいけません。旗門を通過できなかった場合は失格となります。種目によって、旗門の数、旗門の幅、コー ス長、標高差が大きく変わり、回転・大回転では2本の合計タイム、スーパー大回転・滑降では1本のタイムで順位を競います。
スイスに拠点を置く、国際オリンピック委員会(IOC)と国際スキー連盟(FIS)が大会を主催し世界各国で行われており、国内では日本オリンピック委員会(JOC)と公益財団法人全日本スキー連盟(SAJ)が運営をしています。国内のアルペン競技登録者数の男子は約4000人、30歳以上から登録できるマスターズ部門は約2000人となります。女子は約2000人、マスターズ部門では約200人となります。